【そのタイミング、突然やって来る前に…】
タイミングベルトの交換作業です
2000年式トヨタイプサムSXM10Gです
総走行10万キロ目前です
このタイプは整備士泣かせの非常にコツがいる作業となります。
まず、タイミングベルトとは一連のエンジン動作の中で「点火」や「バルブの開閉」が適切な時期に起きるようにするために、クランクシャフトとカムシャフトの回転周期を一致させる役割を果たしています。
タイミングベルトはクランクシャフトとカムシャフトをプーリーを介して繋いでいます。
タイミングベルトは温度が高くなるエンジンで長期間に渡って使用されますので、耐熱性・耐久性が求められています。
もしもエンジン動作中にベルトが切れると、エンジンに深刻な損傷が生じてエンジンがダメになってしまいます。
タイミングベルトは製品ごとに「交換時期」「交換距離」がメーカーによってまちまちで統一性がありませんが、おおよそ10万キロに1回の交換が目安だといわれています。
▼これは別の車で発生した一例ですが、このように突然切れてエンジンが再起不能になりました
▼まずボンネットを開けてタイミングベルトの位置を確認しますが、これまた異常に狭く、手を突っ込んでも入らないほどの小空間です
▼このようにタンク・ホース・パイプ・オルタネーター…と機材が密集しています。手が非常にはいりづらいです
▼運転席側タイヤを外します
▼車体の下からはエンジン本体をジャッキで上げながら支えます
▼ファンベルトカバーを外しファンベルトを外します
▼エンジンを横下方向から見たところです
▼ベルトを回転させているプーリをプーラーを使って外します。固着して外すのも難解となっています
▼1時間ほどでようやく新しいベルトがつけ終わりました
しばらくエンジンを回し、試運転を繰り返してお客様のもとへ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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