【オイルゲージの取手が折れてしまったら…】

エンジンオイルのヨゴレを点検するためにゲージを引き抜こうと引っ張ったら、ポキッと折れてしまった…

クルマが古くなるにつれてよくあることですね。

今回は新車から12年が経過のマツダデミオだったのですが、そんなにチカラを入れずに上に引き上げたのに見事に真っ二つ

割れてしまいました。

しかも、オイルの状況も見ることができず、プライヤーで挟んで摘出をしようとしたら、運悪くグングン中に入っていってしまうでは

ありませんか。挟みどころがなく、完全に目視ルートが封鎖され、もはやその先を引き抜くこともできない状況になりました。

このゲージバー、ホンダ車だとゲージが金属でなく取手もゲージも一体モノのプラスチック素材である(ゲージ自体がオレンジ色でたいへん見ずらい)ケースが多いのですが、

それ以外のメーカーだと金属製のバーに取手の部分だけがプラスチック材というケースが多いです。

感覚的にはダイハツ車の軽が特に折れやすい印象がありますね。

エンジン付近の部品ということもあってか、高熱に晒されやすい場所なので素材も劣化しやすいのでしょう、

たったこれだけの事でエンジンを分解せねばならないかとか、大掛かりなバラシなど大変に面倒な工程が頭をよぎりました。

そんな苦労はしたくないとの思いから、なんとか方法を見つけることができました。

用意したものはワイパーゴムについている金属製の平たく細長い骨組み。

ワイパーブレードも交換することが多いので、近くに廃材場に結構な数転がってました。

これをトーチバーナーの先端で赤くなるまで炙ったものを、折れたプラスチック部分に押し付けて溶けたところを数秒待つと少し冷えて固まります。

あとは静ーーっかに上に引き抜くだけ!!

プラスチックがくっついて上に上がってきます。

うまい具合にワイパー金属が無いときは太めの針金でも同等な効果が期待できます。

ワイパーの金属部品、意外と役に立つもんです。

新しくゲージを買い替えて事なきをえました。

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