【オルタネーター交換】
ﾏﾂﾀﾞｷｬﾛﾙのHB24Sです
17万キロ越えの車両です
経年数と走行距離からしてオルタネーターの寿命なのか、発電がされない症状がでたため、
総点検のうえ、リビルトのオルタネーターと交換することとなりました
同タイプ、スズキだとアルトHA24Sが該当すると思われます
これがまたあまりにも厄介で面倒な車種のため、参考になればと思います
オルタネーターの出し入れのスペースが狭く、（狭いというよりも逃がすスペースが無い）
整備する側からするといっそ買い替えをしたほうが…という話があってもおかしくはないですね
↑このタイプの車両です
まずは右フロント側からアンダーカバー、キャリパーなどを外し…
旧オルタネーターを取り出す（摘出）スペースが無く、どうやっても知恵の輪戦法も使えません
ﾄﾞﾗｲﾌﾞｼｬﾌﾄもバーが干渉して邪魔になるのでやむなく外しました
フロントマフラーパイプも外し、ずらしてスペースを作ります
2本のボルトが固着し、この部分は高熱で一部酸化鉄に戻っていて、くっついてボルトが回りません
ヘタをするとボルトが折れてしまうので酸素バーナーを用いて高熱にしてから慎重にボルトを外しました
フロントマフラーパイプの隙間を広げ、何とか出し入れをします
しかし、あまりにも狭く、オルタネーターの外観に傷がつくのはやむを得ないと思います
狭くて手も入りにくく、手袋をしていても傷だらけの作業となりました
ボルトを締めたり緩めたり…何とも、手のかかりすぎる作業です
復旧後、充電がされていることを確認し、納車となりました
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