【リアデファレンシャル交換事例】
クルマの不調で長野市のオーナー様からシエンタをお預かりしました。
走行中に後方からシャーシャーとひっきりなしに音がする症状です
まず、どこからこんな音が出ているのか耳を澄ませて発生源を特定します。
テスト走行と、ピットで車体を上げての車輪回転。
惰性の時と加速時の音が同じこともあり、発生場所がデフからであると断定し、
デフを交換することとなりました。
交換とはいっても
一筋縄ではいかない苦労もありますので、部品の取外しも含め、要点を載せたいと思います。
▼異音の発生源(!?)
▼要点
▼デフの付け替え
▼交換後
作業完了後、テスト走行したところ異音は解消されました。
故障案件は解決ですが、デフを分解して原因を調べます。
原因はビスカスカップリングのベアリングでした。
ベアリングを手に取ってグルグル回すと、何とも歯切れの悪いシャーシャー音がするのでした。
▼デフの分解
▼ベアリング
ベアリングの中のグリスは製造組み付け時点でのもので、長期の摺動で劣化してきます。
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